[使用法]稚魚が生まれ育つ水槽に当製品をティーバッグのように浸して軽く振ってください。
バッグからもれた籾殻も水に入れてください。
水に浸すとワムシ・ゾウリムシが約12時間で運動と増殖を開始し、稚魚の絶好の生き餌になります。
籾殻にはワムシ・ゾウリムシだけでなく、それらの餌となる枯草菌も仕込んでありますので、それらの餌や培養液を与える必要がありません。
鑑賞や観察の妨げにならない限り、当製品を浸したままにしておいてください。
ワムシ・ゾウリムシの観察は10倍から20倍のルーペと懐中電灯で行ってください。
水温、エアレーションなどは稚魚に適したものにしてください。
淡水稚魚が育つ環境でワムシ・ゾウリムシが育たないということはありません。
[使用するタイミング]稚魚が生まれる3日前に当製品を水槽に浸すのが理想です。
メダカ、金魚、錦鯉などの産卵から孵化まで約10日かかる魚では、産卵約7日後に、ベタでは産卵後すぐに、グッピーのように直接稚魚を産む魚では、親が産仔を開始したら、すぐに当製品を浸してください。
いずれにしても稚魚を発見したらすぐに当製品を浸してください。
[その後のケア]1日に一回は水槽内をルーペで観察し、ワムシまたはゾウリムシが残っている限りは、他の餌を与える必要がありません。
というより、他の餌を与えても食べ残され水質が悪化しますから、ワムシまたはゾウリムシが残っている限りは、他の餌を与えないほうがいいです。
それらから他の餌への切り替えは孵化産仔2週後をめどにしてください。
他の餌としてはタマミジンコ等がいいでしょう。
当製品はワムシ・ゾウリムシを放出した後も枯草菌を放出し続けますので、美観観察の妨げにならない限りは2週間は浸したままにしてください。
[別の使用法]当製品を稚魚のいない太陽光を当てた汲み置き水道水だけを入れた水槽に浸してワムシ・ゾウリムシだけを増殖させることももちろん可能です。
その場合、冬は水槽を暖かい部屋においてください。
また、直射日光は避けてください。
二週間は当製品がワムシ・ゾウリムシの餌となる枯草菌を放出します。
それ以上、増殖させる場合は、籾殻または稲藁を入手し、昆布鰹出汁と同様に煮出し液を作り、適当量加えてください。
もちろん冷ましてから加えてください。
[安全性]籾殻や稲藁から放出され増殖しワムシ・ゾウリムシの餌となるのは自然界のどこにでも存在する枯草菌です。
ワムシもゾウリムシも枯草菌も人畜無害ですが、当製品を水に戻した後に、液が口に入ったときはうがいをしてください。
目に入ったときは洗眼してください。
人間が飲んでも無害ですが、動物の飼料として開発したものですから、飲まないでください。
就学前の小児の手の届かないところに置いてください。
使用期限は6か月とさせていただきます。
それ以上経つとカビが生える恐れがあります。
当社では送料を無料にするために日本郵便の普通郵便を使用しております。
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